北京市は19日、「全国公民道徳PRデー」(9月20日)を控えて、農村部出身の出稼ぎ労働者の文化生活の改善を目的とした、「無料映画館」の開設など一連の活動を実施した。昨年以来、北京市政府は200万元を投資して、北京で働く出稼ぎ労働者に本・パソコン・テレビ・ディスク製品などをプレゼントする活動を100カ所以上で実施している。出稼ぎ労働者が集まるエリアや工事現場の文化施設の建設を強化し、出稼ぎ労働者が都市の環境になじんで文化的・健康的な生活習慣を身につけることができるようサポートしている。
写真(左):北京市朝陽区麦子店の建設工事現場で行われている夜間学校
写真(右):北京首都国際空港の建設現場で、映画の放映準備をする出稼ぎ労働者ら
「人民網日本語版」2005年9月21日