オリンピックでのボランティア活動に制度面での保障を与える「北京市ボランティア活動促進条例(草案)」の審議が30日、北京市第12回人民代表大会常務委員会で始まった。「中国新聞網」が伝えた。
同条例草案には、ボランティアの権益保護に関する多くの項目が盛り込まれている。草案では、▽安全や健康に対するリスクが高い活動▽連続3カ月以上にわたる専従活動▽大型イベントに関わるボランティア活動▽市外での活動――に従事する場合、書面によるボランティア活動合意書を締結しなければならないとしている。また、ボランティア活動組織は、ボランティアを受け入れる組織・個人と協議の上、ボランティア活動者に相応の保険を掛けなければならない。
「人民網日本語版」2007年5月31日