アジア大会開幕後二日目の30日には、中国選手団はすばらしいコンディションを保ちつづけ、同日の金メダル総数8のうちの5個を獲得し、金8、銀5、銅10の成績でランキングのトップを占めつづけている。
雪上種目で、中国選手団は女子バイアスロンで最強の実力を再度示し、女子10キロパシュート(個人追い抜き)の金、銀、銅メダルを総なめした。
女子スキークロスカントリー・短距離フリースタイル種目の金メダルの争奪は非常に激しかった。ラストスパートをかけた中国の王春麗選手(写真で左)はつま先ほどの僅差でカザフスタンのカロミンナ選手を追い越し、中国スキーチームにとって非常に重要な金メダルを獲得した。
氷上種目には、中国の王北星選手はすばらしいパフォーマンスで女子スピードスケート500メートルの金メダルを獲得し、38秒02の成績は同種目のアジア新記録となった。中国の張爽選手は同種目の銅メダルを獲得した。
スピードスケートショートトラックの男子、女子500メートルの金メダルは中国選手が獲得した。トリノ五輪女子500メートル金メダリストの王濛選手は疑う余地なく同種目の金メダルを手にし、43.869秒の成績はアジア記録を更新するものであった。
男子500メートルの試合ではドラマチックな一幕が上演された。もともとリードしていた中国の李野選手は韓国のアン・ヒュン・スー選手に追い越され、トラックから締め出された形になったが、その後でアン・ヒュン・スー選手はミスで失格となり、二番目にフィニッシュラインに到達した中国の胡沢選手はついに金メダルを手にした。
30日までのところ、日本選手団は金5、銀2、銅3の成績で二位、韓国は三位となっている。
「チャイナネット」 2007年1月31日