2月1日、アジア冬季大会の諸種目で8個の金メダルの獲得者が決まった。中国選手はそのうちの金3を手にし、スピードスケート、スキーフリースタイル、バイアスロンなど優位種目で強い実力を示した。現在、中国選手団は金15、銀15、銅18という好戦績でランキングのトップの地位をがっちりと固めている。韓国勢は男子、女子カーリング、男子スピードスケート種目で獲得した金メダル3を加えて金9、銀12、銅9となり、日本勢を超えてランキングの二位となった。当面の状況から見れば、中国勢は断トツの勢いであると言え、日本と韓国の間の争奪はさらに激しくなるように見られる。
スピードスケートのリンクで中国の女子選手は最強の実力を示し、今大会スピードスケート女子種目の金5を総なめした。男子選手は銀2、銅2を獲得し、前大会より進歩があったが、まだギャップがある。2月1日のスピードスケート女子1000m決勝で、中国女子選手らはトップ3位に輝き、アジア記録を更新した。
フリースタイルスキー男子エアリアルには金メダルの帰すうは疑う余地がなかった。中国の韓暁鵬選手、邱森選手、劉忠慶選手はいとも簡単にトップ三位を総なめし、ケガをした韓暁鵬選手のパフォーマンスはトリノ五輪のそれには及ばなかったが、トリノ五輪で「ダークホース」と見られた韓暁鵬選手は、落ち着いたパフォーマンスと熟達したアクションによって223.89点で金メダルに輝いた。
バイアスロン女子種目で中国選手らはここ数日らいの強い勢いを示し続け、短距離7.5キロ、女子10キロパシュートンのトップ三位を総なめにした中国女子チームは女子15キロ個人決勝で大勝利を収め、劉顕英選手と孔穎超選手は金、銀メダルを手にした。
「チャイナネット」 2007年2月2日