四川省観光産業発展指導チーム弁公室が発表した統計によると、四川省の国慶節・中秋節(中秋の名月)連休期間中の観光経済は既に震災前の水準に戻った。連休期間中、同省を訪れた観光客数は延べ1960万5600人に達し、昨年同期比4.8%増、観光総収入は77億7100万元となり、同11.6%増となった。同省を訪れた観光客数は四川大地震前の2007年の「十一(国慶)」連休期間中と基本的に同じ水準に回復、観光総収入は9.4%の増加となった。
統計によると、今年の「十一」長期連休中に四川省内で1泊以上した観光者数は延べ659万4800人となり、昨年同期比4%減少、日帰り観光者数は延べ1301万800人となり、同9.9%増加した。全省の連休中の観光統計対象となっている観光地計21カ所には観光客延べ144万4400人が訪れ、昨年同期比30.2%増加、入場料収入は1億679万9千元となり、同40.2%増加した。全省26カ所の中国共産党ゆかりの紅色観光地は観光客延べ73万2300人が訪れ、同37.8%増加した。
上記の統計データを総合的に分析すると、四川省の観光業は四川大地震を経て再建復興の当初の目的を全面的に実現し、震災前の水準に到達、あるいはそれを上回った。
「人民網日本語版」2009年10月9日