【新華社北京9月17日】世界的に有名なクレジットカード会社であるVISAインターナショナルは先ごろ、報告書「中国観光業の展望」を発表し、過去5年間に、世界各国の観光客が中国でVISAカードを使って208億ドルを消費したことを明らかにした。年平均の利用額は42億ドル。
北アジア地域を統括するVISAインターナショナルのカルロン氏は次のように述べた。急速に成長する経済は国民所得の増加をもたらしており、人々の旅行に対する需要も一段と拡大している。中国では国際的なクレジットカードを受け付ける店舗が増加しており、VISAカードを持つ海外の観光客の中国でのカード利用額は昨年、前年比23%増の47億ドルに達した。
国家観光局の統計によると、中国を訪れた観光客の数に基づくランキングの上位3位は韓国、日本、ロシア。50万人以上の観光客が訪れた国のなかで、モンゴルからの観光客の増加が最も多く、ロシアと韓国がそれに続いた。昨年、中国を訪れた海外からの観光客は過去最高を記録し、延べ1億1380万人に達した。国際観光収入は前年比15・5%増の458億ドル。