中国チベット自治区の丁業現副議長は14日、ラサで行われた「60の巨大な変化、美しいチベット」をテーマにした観光シンポジウムで、「チベットは世界的な観光地の建設を目指して、観光業を経済の飛躍的な発展を推進するための戦略的な基盤産業にする」と述べた。
丁副議長は、「第11次5カ年計画の期間中、チベットの観光業は大きな発展を遂げ、あわせて観光客2125万人を受け入れ、年平均成長率は30.6%に伸び、収入は226億元に達した。このほか、星ランクのホテルは165ヶ所、国家Aクラスの観光区は27ヶ所ある。第12次5カ年計画の期間中、チベットを最も重要な世界的な観光地にしていく。2015年までに、観光客1500万人を受け入れ、観光収入を180億元引き上げることに努める」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年5月14日