中国は昨年41万人を対象にエイズウィルス検査を行ったことに続いて、今年西南部の雲南省で30万人を対象にエイズウィルス検査を行うことにした。
雲南省衛生局の陳覚民局長が明らかにしたところによると、「雲南省はエイズウィルスを検査する実験室や、エイズへの監督と鑑定の場所を増やし、監督、鑑定と検査ネットワークの整備を通じて、2006をめどに雲南省におけるエイズ感染者と患者に対する基本的かつ全面的調査を終える計画である」と述べた。
雲南省は、1989年に始めてのエイズ感染者が発見され、昨年末時点で、全省でエイズ感染者が2万8000人余りとなった。エイズ感染者の拡大を抑制するため、雲南省は重点的な地域の人を対象にエイズウィルス検査に力を入れている。
「CRI」より2005年6月14日