中国労働・社会保障部就職訓練局の劉丹華副局長は15日、「台湾、香港、澳門(マカオ)同胞の大陸での就職に便宜を提供するため、大陸側は更なる措置を講じていく」と明らかにした。
劉丹華副局長は、「労働・社会保障部はこれまでの『台湾・香港・澳門住民の大陸での就職管理規定』を改正した。新たな規定では台湾、香港、マカオの住民の大陸での就職への規制が緩和され、雇用側は自社の需要に基づいて台湾、香港、マカオ住民を採用することができるようになった。一方、台湾、香港、マカオ住民の大陸での就職手続きも簡素化された」、と説明した。
なお、この新しい規定は今年10月から正式に実施されることになっている。
「CRI」より2005年6月15日