米国のあるウェブサイトは10日、立体物をコピーできる3Dプリンターがまもなく市場に登場すると伝えた。普通のプリンターは報告書などの紙を印刷するが、この最新プリンターでは立体のプラスチック製品を作ることができる。このプリンターを使えば作成コストも下がり、人々の想像力もかきたてるだろう。今後3Dプリンターの活用はますます広がっていく見込みだ。
これまで3Dプリンターの数は少なかった。その多くは電子製品の愛好者たちなどが所有し、主に宝石類やオモチャ、工具、キッチン用品などをコピー。またある自動車関係者は自動車のパーツをコピーし、そのプラスチック模型を使って、市場では買うことのできない部品を注文して作らせていた。
こうしたプリンターは、電子製品を販売している店で購入でき、工場も直接販売している。しかし3Dプリンターの価格は750ドル(約6万3000円)から2万7000ドル(約230万円)と非常に高価だ。
専門家は、3Dプリンターの使用範囲は今のところまだ限られているが、ある日、私たちは3Dプリンターを使い、より実用的な物をコピーできるのではないかと話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年9月14日