日本の新安保法制、歴史の恥辱に

日本の新安保法制、歴史の恥辱に。

タグ: 日本 新安保法制

発信時間: 2015-07-16 11:11:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

根本的に論じると、新たな安保関連法案は世界のためではなく、米国のためのものだ。安倍首相は日米同盟関係の強化に力を入れ、日本の安全保障政策を米国に合ったものに調整しようとしている。安倍首相は初めて首相に就任した際に、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」を設立し、集団的自衛権の行使に関する問題について検討した。当時、「日本近海で行動する米国の艦艇が攻撃を受けた場合、日本は共同作戦を展開できるか」、「某国が米国などの第三国にミサイルを発射し、日本が迎撃できる場合に迎撃できるか」といったシチュエーションが提示された。

日本が安保法案を改正するのは、明らかに軍事同盟に貢献するためだ。日本は同盟関係の中でより多くの責任を負担し、米国の「アジア太平洋リバランス」戦略の需要を満たす。その他の国の関心事に気を配れるか、地域安定に資するかは、日本の検討の範囲内にない。

この小さな集団の利益によって大多数の利益を無視するやり方は、現在の平和・発展・協力・共栄の時代の流れに合致しない。世界の多極化、経済のグローバル化、文化の多様化、社会の情報化が今後も続き、世界各国は利益融合の運命共同体になる。日本の冷戦的な考えに基づく行為と手段は、時代のテーマとは相容れないものであり、歴史から認められるはずもない。

安倍首相が拍手を勝ち取るためには、まず歴史を正視し、教訓を汲み取らなければならない。勝手な真似をすれば、歴史の恥辱となるだけだ。(筆者:華益声 国際問題専門家)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月16日

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