情報サービス提供力の大幅な向上は、産業の振興にとっても新成長エンジンとなる。通信インフラへの投資は安定的に伸びており、5Gの研究開発・試験、通信機器・端末メーカーの製品開発促進は加速している。
ナローバンドIoT(狭帯域のモノのインターネット)のスマート製造やスマート交通などの分野における応用普及が加速し、9月末時点でIoT端末利用者数は前年同期比163.4%増の5億9000万人に上った。
聞司長は、インターネットが急速に拡大する一方で、不均衡や未整備といった問題点も残っていると指摘。工信部は今後、ユニバーサルサービスを早急に拡充し、特に辺境地域においてブロードバンドネットワークを普及させていくほか、貧困地域や貧困層向けに通信料金の割引などを行うよう関連企業に奨励していきたいと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月24日