前言撤回は米国の常套手段、大国は責任を負うべき=専門家

前言撤回は米国の常套手段、大国は責任を負うべき=専門家。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-08-06 16:37:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 山東財経大学学長の趙忠秀氏は、「外的圧力の常態化は、我々への圧力を原動力に変える戦略的チャンスだ。中国の巨大な国内市場と、人的資源、制度的優位性、体制の優位性を活用し、一段と開放拡大を進め、ビジネス環境を改善するする必要がある」としている。


 多くの専門家は、より高度な対外開放で貿易保護主義に対応すべきだと語る。洪俊傑氏は、「グローバル化に退路はないが、一段上のステップに上がることができる。より高度な開放により、開放の中で遭遇する問題を解決すべきだ」と指摘。余淼傑氏は、「より高度な開放を推進するにあたり、中国は欧・日・韓などの国からより質の高い中間製品を輸入することで企業の製品の質的向上を助け、より多くのより良い消費財を輸入することで人々の幸福感を高めることができる。その一方で、輸出先を拡大し、BRICSなどの新興国市場を開拓する必要がある」と述べた。中国人民大学国家発展・戦略研究院の研究員で、経済学院教授の王孝松氏は、「我々は市場の多元化を推進すべきだ。EU市場だけに依存せず、『一帯一路』沿線国の市場を耕し、広く輸入元を拡大することで貿易戦争の影響を和らげる必要がある。このほか、地域協力を推進し、2国間・多国間自由貿易協定の構築を加速する必要がある」とした。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月6日


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