セルビア感染症・熱帯病病院の院長は「中国側の専門家に意見を求めることが、感染対策の最良の方法だ。我々はすでに中国の同業者と何度も連絡をしている。情報交換のすべてが我々にとって効果的であり、必要だ。中国は中東欧17カ国と新型コロナ感染対策専門家テレビ会議を開いたが、これは中東欧諸国の関連防疫情報の入手を促した」と話した。
イラン保健副大臣兼食品・薬品組織代表者は、「イランで感染流行後、中国側は十分な国際的責任感を示し、真っ先にイランに救いの手を差し伸べた。イラン側はこれに心から感謝する」と表明した。
イラク保健省公衆衛生当局者は、「中国は感染の押さえ込みに成功したが、イラクはこの経験を必要としている。我々はまた中国の専門家チームから多くの利益を手にした。私は中国の専門家チームに、イラクに長く滞在するよう要請する」と述べた。
グサコフ氏は「中国は他国と感染対策の経験を共有し、力の及ぶ限り援助を提供した。国際的な義務をよく履行し、大国の責任感を示した」と述べ、次のように強調した。
感染拡大が続くなか、世界各国は功利的な考えを捨て、相互間の誤解を払拭し、世界の協力を推進するよう共に努力するべきだ。感染対策の経験の共有、予防・治療措置の協調、新型コロナウイルスの研究・診断情報の共有、薬品・ワクチンの研究開発の推進、地域及び世界の安全の共同保護などの面でさらに交流を強化するべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月16日