国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、「東京五輪は7月に開幕しないと信じる理由は現段階で何もない、新型コロナウイルスの影響があっても、中止や再延期のプランB(代替案)もない」と述べました。
これは当日、バッハ会長が共同通信のインタビューに応じた際に表明したものです。8日から、東京都を含む日本の多くの地域は感染症の拡大が深刻になったため緊急事態に突入し、東京五輪が中止されるのではないかと疑う声が高まっています。バッハ会長に先立ち、菅義偉首相や大会組織委員会の森喜朗会長らもここ数日、東京五輪中止の可能性を否定しました。
また、バッハ会長は「安全が最優先という点でタブーはない」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年1月23日