雲南省を歩こう(8)鶏足山

  |  2001-06-18

雲南省を歩こう(8)鶏足山。

タグ:

発信時間:2001-06-18 10:45:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
賓川県にあり、天柱峰を中心とし、その前に山峰が三つ、後ろに山嶺が一つあり、ニワトリの足の形となっているのでこのように名づけられたのである。南北の長さは六㌔で東西の幅は七㌔である。40の山、13の山峰、34の絶壁、45の洞穴、百余カ所の深い池があり、秀麗で閑静な特徴でその名が知られている。鶏足山の美しい景色について昔の人たちは「四観八景」と称えたが、今の人たちは「一鳥」(迦葉鳥という鳥のこと)「二茶」(獅子の頭、通草片のツバキ)「三竜」(シュロ、竹、エンジュ)「四観」(日の出、雲海、湖、山)「五杉」(五種類のスギの木)「六珍」(タケノコ、シイタケ、クリ、野生人参、マツタケ、シロキクラゲ)「七獣」(サル、ヒツジ、キバノロ、ヒョウ、クマ、イノシシ、シカ)「八景」(天柱仏光、華首晴雷、蒼山積、洱海回嵐、塔院秋夜、万松涛、飛瀑穿雲、重崖夕照)でこの地の景色を表している。この地はまた雲南西部の仏教の聖地でもある。お釈迦様の「十大弟子」の1人といわれる迦葉はかつて金縷僧衣をたずさへ鶏足山にやって来て慈悲深き仏の生誕を待っていた。その後華首門で入定した。山の上の仏教建築物は唐代に建てられたもので、清の康熙の頃にはすでに大きな寺8カ所、小さな寺34カ所、庵65カ所、静室170カ所、僧5000余人の規模となり高僧も輩出した。今では、祝聖寺、慧灯庵、太子閣、銅瓦殿、金頂寺などが相次いで修復、再建され、リフトも設けられ、観光客の遊覧の便が図かられている。

「チャイナネット」2001年6月18日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで