日中法律家交流協会、在日中国弁護士連合会と中国駐日大使館領事部の共催による交流懇談会がこのほど東京弁護士会館で開かれ、席上、日中両国の法律専門家らは在日中国人が現在直面している法律問題、とくに刑事犯罪、在留資格などに関する法律条項と執行の方法について意見交換を行った。
中国側の範国輝弁護士は、在日中国弁護士連合会の会員らが扱ったさまざまな種類の案件を紹介した。それによると、在日中国人から相談が最も多かったのは婚姻問題で、そのほかに刑事犯罪、査証、債務をめぐる係争、先物取引などをめぐる法律問題の相談も多数持ちかけられている、という。
この交流懇談会は1998年に発足し、年に一回開催され、今回は4回目となる。
「チャイナネット」 2001年8月3日