洱海の東岸は昔は「栓廊」と呼ばれていた。栓廊の東には麗玲峰、南に長さ約7㌔のアーチ形の湖岸があり、「蓮花曲」と呼ばれ、北は紅山島まで約5㌔のアーチ形の入り江があり、「夢蒔曲」と呼ばれている。この二曲は長廊のようで、洱海の有名な九曲の中の二曲である。きれいな玉幾島、小金梭島はまるで水の中で戯れる2羽のオシドリのようである。オシドリは麗玲峰のふもとで飼われている。清の咸豊の頃、「二島」、「二曲に」はみな双の意味があるので、人びとは「栓廊」を同じ音の「双廊」に変えた。双廊から遠くの青山と近くの青海を眺めると、自分も絵の中に身を置いたような感じになるようである。
「チャイナネット」2001年10月22日