中国の全国社会保障基金の資金総額は600億元を突破した。これは社会保障基金理事会の劉仲黎理事長が17日北京で開かれた第1回理事総会で明らかにしたものだ。
この中で、劉仲黎理事長は「全国の社会保障基金はこれまで9億元を超える投資収益を実現し、預金と国債及び他の債権などを含む関連資産を形成した」と述べました。ここ数年、中国では経済体制の改革がカギとなる段階にあり、国有企業の一時帰休者と失業者、それに都市部の一部特別困難な住民が政府の経済面での救助を必要としている。
また、お年寄りに対する社会保障の任務もますます厳しくなってきている。
そのため、国務院は去年、全国社会保障基金を設置し、社会保障体制の確立・完備を早めることを決めた。
CRI 2001年12月18日