上海観光フェスティバル
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オープニング大パレート。沿道にはたくさんの観客が押し寄せる |
上海観光フェスティバルは1990年に始まった。もともとは黄浦区のイベントだったが、徐々に拡大し、国際的なフェスティバルに発展。毎年9月中旬から10月6日まで開催され、上海の魅力を国内外にアピールしている。
まずは、オープニング大パレードからスタート。国内外からやってきた数十台の「花車」(飾り付けられた車)や演芸団が、上海で最もにぎやかな通り、淮海路を巡行する。そしてその後、南京路の歩行者天国で、オープニングカーニバルを開催。人々を熱狂させる歌や踊りのステージが催される。
オープニング大パレードには毎年、日本の団体やチームも参加している。昨年は九州観光推進機構が九州の魅力をアピールする「花車」を出した。また、よさこい踊りのチーム「REDA舞神楽」と沖縄の古武道太鼓集団「風之舞&竜神太鼓」も参加し、日本の伝統文化を披露した。
このほか、音楽と花火のハーモニーを楽しめる上海国際音楽花火祭や観光大使コンテストの決勝戦なども目玉のひとつ。さらに上海の伝統的な文化や遊びを体験できるイベントもある。ほとんどのイベントに無料で参加できるのもうれしい。
今年の予定
開催日時:9月15日~10月6日
詳細:オープニングカーニバル、「花車」の大パレード、黄浦江遊覧、上海国際音楽花火祭、欧米文化ショー、観光大使コンテストなどを開催