テニスマスターズカップ・上海
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ドーム型のテニス場。座席数は1万5000席 |
テニスマスターズカップとは男子プロテニスツアーの年間最終戦。年間最終ランキング上位8人(ダブルス八組)しか出場資格を得られない。上海で初めて開催されたのは2002年のこと。その後、05年から08年まで上海で開催されることが決定している。
開催場所は上海市南西部の閔行区にある上海旗忠森林体育城テニスセンター。屋根が開閉でき、その開閉する様は上海の市花「ハクモクレン」を彷彿させる。
中国では現在、テニスの人気が徐々に高まっている。特に上海は他の都市に比べてテニス人口が多く、増加率も高い。1998年の調査では上海のテニス人口は1万人ほどだったが、06年7月の調査では50万人以上に急増。毎年の平均増加率は約20%だ。テニスをする人は10代~30代が70%を占めており、学生やホワイトカラーに多い。
テニスマスターズカップの開催中は、サイン会など各種イベントでテニス選手と触れ合う機会がある。これを通してさらにテニスを普及させ、レベル向上を図ることが上海で開催するねらいのひとつだ。
今年の予定
開催日時:11月11日~18日 詳細:http://www.masters-cup.com.cnを参照(中国語、英語のみ)
「人民中国」より2007年8月20日