「メイドインチャイナ」

世界の人々に広く知られている「メイドインチャイナ」には、今年かつてない「信用危機」が発生した。米国マテル社の中国製玩具のリコールがその引金となり、それに続き、玩具、練り歯磨き、食品を含めた中国の輸出製品は、国外で何度も品質問題が指摘された。リコールの原因は確かに片方の「品質」問題だけではなく、基準をめぐる争い、技術障壁、保護貿易、メディアの過剰報道などが背景にある。

しかし、4カ月間にわたる中国全土に及ぶ「製品品質・食品安全特別整頓」キャンペーンの実施は、中国政府の「メイドインチャイナ」の信頼性を取り戻す決意を現わしている。

「チャイナネット」2007年12月19日