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リーマン・ショックで揺れる中国の金融界
発信時間: 2008-09-24 | チャイナネット

同集団の陳恒六・副総裁はメディアの取材に応じた際、「現在主要な問題は、どの企業がリーマン・ブラザーズの所有する株式を引き継ぐかだ。これがわが社に与える影響は比較的大きいと言っていいだろう」と語った。

北京師範大学の賀力平教授は「リーマン・ブラザーズの中国業務は実際、業績は大半が非常に順調だ。中国の資産を処理する際には、中国企業は多くの関心を寄せるようにし、ふさわしければこの資産を買い上げてもいいのではないか、と提案したい」と話す。

華安基金は18日、事実上、QDIIファンドの元本保証責任を負うと発表した。つまり、リーマンがファンドの資産を処理する前に、主体的に責任を担うことにしたのは、リーマンの中国ファンド市場での資産を同基金が買い取る可能性を示唆したかのようにも見える。

その他の中国の資産についても、リーマンと投資関係のある中国の投資家が買い取る意向を示す可能性があるという。賀教授は「こうすることは企業の社会的責任を果たすというだけでなく、実際には自らを救うことになる」との考えを示した。

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