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中国、新しいQFIIの中長期投資奨励策を発表
発信時間: 2009-10-12 | チャイナネット

 

国家外国為替管理局は10日、QFII(指定国外機関投資家)の中長期投資を奨励する「指定国外機関投資家の国内証券投資に関する外国為替管理規定」を打ち出した。上海証券報が伝えた。

新たに発表された規定によると、▽QFII一機関当たりの限度額を8億ドルから10億ドルに引き上げ▽性質とタイプの異なる資金口座開設を許可▽年金ファンド、寄付ファンド、オープンエンド型ファンドなど中長期投資の元金解約禁止期間を3カ月に短縮▽オープンエンド型ファンドの管理原則が明確になると共に、口座の開設や解約禁止期間の管理、資金為替、購入・解約などが便利になった--。

同局の担当者によると、QFII制度は主に国外の中長期機関投資家の中国での証券投資を奨励するものであるため、限度額の審査ではまず、年金ファンドや保険ファンド、共同ファンド、慈善ファンド、寄付ファンド、政府、通貨管理当局などの機関投資家からの申請が優先される。

今回の規定が打ち出される以前に譲渡や限度額の転売を行ったQFII機関は、国家外国為替管理局にその情況を報告し、規定公布日以降の譲渡や限度額の転売を停止しなければならない。

「人民網日本語版」2009年10月12日

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