ホーム>>経済>>業種動態
聯通3Gローミング、約200カ国対応 2Gと同料金
発信時間: 2009-12-11 | チャイナネット

欧米や日本・韓国など各国では、移動通信ネットワークのほとんどが3G時代に入っていることから、国内の3Gユーザは海外でも3Gサービスを利用することができる。ただし、国内三大キャリア(チャイナユニコム、チャイナテレコム、チャイナモバイル)は、各自の3G標準技術を採用しているため、各社の3G標準が全て支障なく、海外でも対応可能という訳ではない。中国聯通(チャイナユニコム)WCDMAユーザだけが、国内と同じ3Gサービスを受けることができるようになった。「新京報」が伝えた。

企業向け検索アプライアンス「GSA (Google Search Appliance)」がこのほど発表した最新の市場調査研究データによると、世界のWCDMA商用ネットワーク数は290に達し、世界120カ国・地域と世界の主要市場をカバーしている。

これに伴い、チャイナユニコムの3Gユーザは、海外でも国内と同様のサービスを受けることが可能となった。さらに、日本、韓国、米国、カナダなど各国で同社の3G国際ローミングサービスを利用する場合、対応端末をレンタルしなければならないという煩わしい問題も、今回一挙に解決した。

チャイナユニコムによると、同社は「香港2009年中国聯通国際パートナー会議」で、100社以上の通信キャリアと3G国際ローミングサービス開通に関する契約を取り交わし、契約キャリア数はその後も増え続けているという。チャイナユニコムは現時点で、217カ国のキャリア364社と音声・ショートメッセージのローミングサービスを展開している。また、61カ国で3Gユーザー向け高速データローミング業務も行っている。これによって、同社3Gユーザーが海外に赴いた際、3G携帯電話で通話やショートメッセージの受信・発信ができるだけではなく、61カ国で携帯電話でインターネットにアクセスしてダウンロードやネットサーフィンをすることが可能となった。

チャイナユニコムのWCDMA業務国際ローミング料金は、2G料金とほぼ同じという。同社ユーザは、2G利用料金で、3G国際ローミングサービスを享受できる。

「人民網日本語版」2009年12月11日

  関連記事

· 3G携帯販売競争激化、市場は2極分化へ

· 工業情報部:3Gへの投資額、今年961億元に

· 中国、今日から3G時代に全面突入

· チャイナユニコム、10月から3Gを本格的に商用化

· 2G携帯、3Gの伸びで市場を追い出される

  同コラムの最新記事

· 労働者不足が深刻化 問われる中国の対応力

· 中国聯通 iPhoneの中国販売台数が10万突破

· 中国海洋石油、南海で新ガス田発見

· 宝鋼、工場出荷価格をすべて引き上げ 来年1月から

· 青海・柴達木盆地に国内最大の塩化工拠点