鄱陽湖生態経済区には、南昌、景徳鎮、鷹潭の3市および九江、新余、撫州、宜春、上饒、吉安市の一部の県(市、区)の計38の県(市、区)が含まれており、土地面積は5万1200平方キロメートルに及ぶ。鄱陽湖生態経済区はまた、長江デルタ、珠江デルタ、海峡西岸経済区などの重要経済ブロックの後背地で、中部地域における最も成長性の高い地区の1つでもあり、生態経済を発展させ、生態と経済の調和の取れた発展を促進するという面で良好な条件を備えている。
『鄱陽湖生態経済区計画』で、鄱陽湖生態経済区は、全国の大型湖流域総合開発モデル地区、長江中・下流の生態安全保障地区、中部の発展加速化のけん引地区、国際生態経済協力の重要プラットフォームに位置付けられている。鄱陽湖の生態経済区計画の建設期間は2009~2015年で、2020年までの長期見通しも策定されている。2009~2015年の任務は体制やメカニズムの革新に力を入れ、発展の基礎を打ち固め、生態経済の実力を高め、生態と経済の調和の取れた新発展モデルを構築することである。また、2016~2020年の任務は保障された生態安全体系を構築し、先進的かつ高効率の生態産業クラスターを形成し、住みやすい生態系を備えた新型の都市群を建設し、中国が今世紀中ごろに近代化を実現するための基盤を整備することとされている。
「チャイナネット」 2009年12月17日
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