日本製造業のイメージを大きく傷つけたトヨタ・リコール

日本製造業のイメージを大きく傷つけたトヨタ・リコール。 わずか1カ月の間に、トヨタのリコール問題は、ドミノ倒しのように次々と連鎖反応を起こしている。かつて「神話」を築いたトヨタに、なぜこれほど深刻な問題が起きたのか。今回の危機を経て、トヨタは再び覇者としての地位を奪還することはできるか。これは中国の自動車産業にどのようなチャンスと教訓をもたらすのか…

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発信時間: 2010-02-26 15:41:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日自動車産業の競争は時期尚早

今回の事件が中国の自動車産業にもたらす競争のチャンスについて、張教授は、「今、この問題を話すのは、時期尚早」と話す。

現在、中国の自動車産業は自主開発技術に乏しく、コア技術もほとんど多国籍企業に握られ、研究開発や革新能力もはるかに遅れているため、日本企業と競争し合うまでにはまだかなりの時間がかかると考えられる。「10年、或いはもっと後に、中国は環境に優しい自動車の分野で、日本と競争し合うことができるかもしれない」と張教授は予測する。

張教授によると、今回の事件で、「中国企業は消費者や品質を重視すべき」という最大の教訓がもたらされた。特にブランドの影響力や技術レベル、信用のいずれも弱い今、中国企業はこの教訓を踏まえ、トヨタの失敗を繰り返さないよう努めなければならない。

「チャイナネット」 2010年2月26日

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