世界初の第3世代原子炉、2013年に中国で稼動へ

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発信時間: 2010-03-22 11:57:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

浙江省の三門市で建設中のAP1000型炉原子力発電所で、一基目の原子炉は2013年の稼動を予定している。

国家原子力発電技術会社の王炳華理事長は21日、この世界初となる第3世代AP1000型炉原子力発電所には世界で最も先進的な技術が採用されており、安全性が最も高いことを明かした。

王炳華理事長によると、国家原子力発電技術会社と米国ウェスチングハウス社は3年前から、世界初のAP1000型炉原子力発電所の建設を共同で進めてきた。AP1000型炉原子力発電所の総体設計、システム設計、コア設備の設計は2008年12月に完成したもので、プロジェクトは順調に進んでいるという。

「中国における第3世代AP1000型炉原子力発電所の建設は米国より2年以上早い」と、国家環境保護部核安全・環境専門家委員会の林誠格委員はメディアの取材に対し述べた。

また、「この世界初のAP1000型炉原子力発電所は、中国と米国ウェスチングハウス社の協力の成果である。中国とウェスチングハウス社の間には、原子力エネルギー開発に関する枠組み協定(LPP)も結ばれている」と、王炳華氏は話す。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月22日

 

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