米ビジネスウィーク誌はこのほど、「世界の最も革新的な企業50社」を発表した。報道によると、アジア企業のうち、中国企業の成長が最も速く、日本企業と同数の5社がランクインした。ハイアール・グループは第28位で、中国家電企業のトップに立った。
ビジネスウィーク誌が今年選出した50社のうち、アップルが6年連続で首位。その後にはグーグルとマイクロソフトが続いた。ランクインしたアジア企業のうち、成長が最も速い中国企業はランクイン数で日本企業と並び、比亜迪(BYD)(8)、ハイアール(28)、レノボ(30)、チャイナモバイル(44)、宏達電(HTC)(47)の5社がランクインした。その他のアジア企業は、韓国のサムソン(11)、インドのタタ・グループ(17)、日本の任天堂(20)、ホンダ(26)、ファーストリテーリング(27)、インドのリライアンス・インダストリーズ(33)などがランクインした。
ビジネスウィーク誌は1929年に創刊。ビジネス誌としては世界第一の販売数を誇り、世界140カ国で発行されている。読者層は政府高官や製造業、通信業、銀行業、金融業のエリートが含まれる。同誌は2005年から毎年、世界で最も革新的な企業50社を選出。ビジネスウィーク誌とボストン コンサルティング グループ(BCG)が共同で行う同選考活動は、グローバル企業の革新能力と技術貢献度について詳しく調査した上で総合的に評価するもので、業界内で幅広い影響力を持つ。
「人民網日本語版」2010年4月28日