『中国証券報』
5月のCPI上昇率は警戒ライン超えか
中国の消費者物価指数(CPI)が4月に18ヵ月来の最高をつけ、価格上昇の圧力がまだ弱まっていない中、5月のCPI上昇率は再びインフレ警戒ラインの3%を超える可能性が高まっている。3年を経て、中国のインフレ圧力の試練が再び現れた。
資金の多い企業が王者に 不動産価格がドミノ式に下落
「五・一(メーデー)」連休後、恒大地産は率先して値下げを行ったが、これに賛同するデベロッパーはごくわずかだ。万科の新築物件の価格ぐらつきに伴い、この局面は転機を迎える見通し。不動産市場の風向計である万科が価格の調整を行えば、不動産価格はドミノ式に下落することになる。