上海の成約数も大幅に減少
住宅市場専門評価サイトが提供したデータによると、上海の5月の分譲住宅成約面積は30万平方メートルで、4月より70%減少した。5月30日現在、上海の5月の分譲住宅成約数は2471件で、5月は約2550件となり、4月の8461件より70%近くの減少となる見通し。
もっとも低迷していた2008年9月と10月でも上海の分譲住宅成約面積は40万平方メートルに達していた。したがって、先月の30万平方メートルの成約面積は2006年以降の最低となっている。佑威不動産研究センターの陸騎麟副主任は、「今の状況を見ると、不動産調整策はすでに威力を発揮している」と話す。
そのほか、5月に上海で供給された分譲住宅面積は95万平方メートルで、4月より23%減少。分譲住宅の平均成約価格は1平方メートル当たり2万2338元で、2.6%下落した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月1日