中日韓の自由貿易地域交渉が加速

タグ: 中日韓 貿易

発信時間: 2010-06-01 17:56:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このほか3カ国の貿易増加や貿易構造などの変化により自由貿易地域の交渉は益々現実味を帯びてきている。中日韓間の貿易総額は2000億ドル近くにのぼる。中国は韓国にとって最大、日本にとって2番目の貿易相手だ。また日本は韓国にとって2番目の貿易相手でもある。3カ国間の貿易が各自の貿易総額に占める割合は近年著しく増加している。

日本の読売新聞によると、中国の経済力の増強に伴い、中国は自由貿易地域の交渉において徐々に優位を占めるようになっている。3カ国が03年に自由貿易協定交渉に関する民間共同研究を始めた際、中国の態度は積極的だったが、日本と韓国は慎重な態度を示した。しかし今では状況が変化し、反対に日本が中国に自由貿易協定への加入を勧めている。日本側の関係者は「中国がゼロ関税で日本から部品を輸入すれば、中国製品の競争力向上にとって有利になる」と説得する。

自由貿易地域のメリットは関税削減後の貿易効果だけにとどまらず、それに続くサービス、資金、人の流動にも数多くのメリットがあると、専門家は指摘する。またより良い環境づくりにより、企業が投資と経営活動を展開する上での自信増強にもつながるという。

「人民網日本語版」2010年6月1日

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