中国が台頭 中日韓オンラインゲーム業界の現状

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発信時間: 2010-06-21 18:22:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

スクウェア・エニックスの「クロスゲート」からコーエーの「大航海時代Online」、セガ・チャイナのオンラインゲームへと発展してきた。日本のゲームメーカーは韓国のゲームメーカーが中国市場を牛耳ってから何もしなかったわけではない。

しかし、クロスゲートの運営会社ネットスターの売上は落ち込み、大航海時代Onlineの運営会社・盛宣鳴数字科技は倒産、07年にはセガ・チャイナが中国のオンラインゲーム市場から撤退した。それに加え、スクウェア・エニックスの大作「ファイナルファンタジーXII」は中国市場参入を先延ばしにし、中国のプレーヤーは日本のオンラインゲームの前途に懸念を示している。

▽政府のバックアップを受ける韓国式オンラインゲーム

オンラインゲーム市場における日本企業の連敗とは裏腹に、韓国のオンラインゲームは最初から市場の覇者だった。韓国政府のバックアップとブロードバンドの普及が最終的に韓国のオンラインゲーム産業の繁栄を促し、全国民が歓喜する中、オンラインゲームは韓国の他の産業を抜いてトップに踊り出た。

韓国人は韓国で大人気の米国の「ウォークラフト」をヒントに、オンラインゲーム産業の発展を韓国の国策とし、一連の関連政策と優遇措置を制定し、国内企業によるブロードバンド、ゲームを代表とする情報産業の発展を奨励した。

韓国政府は本国のオンラインゲーム産業の発展に対し全力を尽くしてバックアップし、その大々的な後押しが著しい効果を生んでいる。ブロードバンドとデジタル産業の発展にはどの国も力を入れているが、同じデジタル産業でも各国の重点はそれぞれ異なる。アジア太平洋地域の3カ国を比較すると、その政府のオンラインゲームに対する重視度がはっきりと見て取れる。デジタルコンテンツ産業の発展において韓国はゲームなどのカルチャーコンテンツを重視し、他の国に比べ最も資源を投入している。

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