中国が台頭 中日韓オンラインゲーム業界の現状

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発信時間: 2010-06-21 18:22:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽中国のオンラインゲーム、アイデア不足で苦境に

中国オンラインゲーム年次総会で明らかになったデータによると、中国のオンラインゲーム開発企業は07年、126社に達し、06年の93社と比べて35.5%増となった。しかし、同年増加した国産のオンラインゲーム数はわずか53にとどまった。さらに、これらのゲームの中には他のゲームを模倣した部分が大量に見られた。

良い題材不足、コンテンツの革新不足は、現在オリジナルのオンラインゲームが直面する大きな問題となっている。

武侠もの、ファンタジーもの、レジャー・スポーツものなどの題材が開発し尽くされている今、新鮮さがあり、市場からの認可を得られるような題材は何だろう?

このほか、人材不足も国産オンラインゲームのイノベーション不足の原因となっている。統計によると、中国のオンラインゲーム業界における人材不足は60万人にのぼり、うち最も足りないのがゲーム企画者だという。

現在国内には多くのゲーム開発者養成学校があり、国外の養成機構も中国に進出している。しかし、これらの学校は、教材不備や、教師のレベルが低いなどの原因から、育成する人材が、オリジナルゲーム開発のニーズを満たすことができないのが現状だ。

オンラインゲーム市場は非常に大きな将来性を持っていながら、国内のオンラインゲームメーカーには依然として欧米や日本のゲーム会社のような深い蓄積が不足している。どのようにすればより良く、より大きく発展し、国際的なゲーム市場のトップに立つことができるか。これは国内のオンラインゲームメーカーがよく考えるべき問題だ。

「人民網日本語版」2010年6月18日



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