中国商務部国際司のユ(「諭」のつくり)建華司長は26日、カナダのトロントで、為替レート改革によって中国の輸出企業が損失を受けるのは避けられないだろうが、全体的に見ると影響はそれほど大きくならない、との認識を示した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
ユ司長によると、為替レート改革によって輸出企業が損失を受け、一般貿易の影響が加工貿易のそれを上回ると見られる。ただし全体的に見ると、為替レート改革が中国の輸出に与える影響はそれほど大きくならないという。
ユ司長は、為替レートの変化が貿易バランスに与える直接的な影響はそれほどなく、貿易の問題はやはり貿易分野の中から答えを探すべきだ、との認識を示した。