啓明創投、高原資本、華登国際、海納亜洲、紅杉資本を初めとする大手ベンチャーキャピタル(VC)5社の責任者が、今月末に行われる中国ゲームビジネス大会に一堂に会し、「C G BC投資・融資フォーラム」で、ゲーム業者数十社とその他の投資機関とともに、ゲーム産業の資本運用などをめぐって討論することになっている。今回は今までの大会とは違って5社の大手VCが同時に出席するが、これは内外の大手投資機構が中国のゲーム産業の成長にますます注目している現れであり、業界関係者は、中国のゲーム産業は資本の力を借りて全面的な飛躍を迎えるだろうと考えている。
中国の大きな市場に心を惹かれない者はいない
資本集中型のゲーム産業はずっと資本市場に頼り、中国で成功したゲーム企業は全て巨額のベンチャーキャピタルの資本に支えられてきた。
2008年に藍港在線は、NEAと北極光から2500万ドル、久遊網はテマセク・ホールディングスなどの機構から1億ドル、2009年には遊戯谷が啓明創投とスティーム・ボート(Steam boat)から1000万ドル、2010年には禹容網絡がサイフ(SAIF)から100万ドルを投入された。「チャイナ・ベンチャー」の大まかな統計によると、2008年に中国のゲーム産業へのVCのケースは22例で、2009年には33例を超え、その額も年々増加している。