中部地区の勃興促進プランも今年上半期、中部地区の経済発展の新たなピークを創出した。成長ペースが最も急速だったのは山西省で、域内GDPは4200億元に上り、前年同期比17%増加し、増加率は全国平均を約6ポイント上回った。湖北省の生産額は同15.7%増加し、湖南省の生産額は6700億元に達して、約14%増加する見込みだ。地方政府は政策がもたらした良好なチャンスをしっかりとつかまえている。
東部は中国経済のエンジンだ。最近発表された長江デルタ地区の地域プランは、長江デルタ地区のバランスの取れた発展の要求を明確に打ち出すと同時に、汎長江デルタ地区の協力メカニズムの充実も要求している。ある専門家の予測によると、長江経済帯は今後15年間、経済成長ペースで全国平均を上回り、2020年前後をめどに経済規模は全国の50%を占めるようになることが予想される。
西部地区のプランが打ち出されるにつれて、西部も経済の急成長期に突入した。今後の10年間は引き続き地域計画を通じて地域の新たな成長の極を育成し、「呼和浩特-包頭-銀川」などの重点経済地域を建設する計画だ。