多くの落とし穴が潜んでいる「世界2位」の立場

多くの落とし穴が潜んでいる「世界2位」の立場。 史上最も貧しい「世界2位」の国といえる中国は、対外的な問題を引き起こしたくないし、GDPの数字だけは何の意味もないと信じている。しかし、世界諸国はいつも中国が世界トップに立つ野心があることを疑っている。中国は知らないうちにいざこざが絶えない大国への道を歩んでいる…

タグ: 落とし穴 世界2位 中国 経済 GDP

発信時間: 2010-08-04 17:53:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は「世界2位」の試練にどのように立ち向かうか

今後、世界2位の役割をどのように演じるかは、中国が避けることのできない難題である。中国はこの難題をどう乗り越えるべきか。江涌氏は、米国というこのライバルに対抗するには、請い求めるのでなく、結局は実力に頼らなければならないと考える。現状では、中国は米国の立場を尊重し、米国が主導する国際規則を守ると同時に、対話などを通して国際秩序を改善し、一部を新興大国の利益に反映させる必要がある。

中国人民大学国際関係学院の龐中英教授は、「世界2位」の難題は、中国のこれまでの経済と外交におけるやり方を少し変える必要があることを意味していると考える。思いがけない面倒に直面するかもしれないというとき、恥を忍んで重責を担うべきか、それとも怒りをあらわにすべきかは検討する価値がある。中国は怒りをあらわにする能力がないわけではなく、周辺国に軍事的対立のような極端な状況が現れた場合でも、中国が勝ったからといって問題にはならない。しかし本当に面倒なのは、怒りをあらわにした後にどうするかということだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月4日

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