国務院国有資産監督管理委員会(国資委)公式サイトによると、中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ)蘭州石化公司と日本の富士電機システムズ株式会社は、江蘇無錫新区で合弁契約書・定款を取り交わした。双方は、インテリジェント・トランスミッタなどセンサ分野での戦略提携を展開する。
富士電機は日本最大手の総合電機設備メーカーのひとつで、中国石油蘭州煉油化工工場、東西貿易株会社(日本)、中美科学股フン有限公司(台湾)と共同で、1994年に蘇州蘭煉富士儀表有限公司を設立した。新会社はオートメーション化分野での発展に力を入れ、大量の工業プロセス計測制御機器を石油、化学工業、冶金、電力各業界に提供、製品は全国に普及しており、一部製品は輸出されている。
蘭州石化と富士電機が、インテリジェント・トランスミッタなどセンサ分野での戦略提携を再び展開することで、マーケット・技術面での双方の優位性が統合され、センサなどの核心技術が十分に消化吸収され、製品の製造能力が全面的に高まる見通し。
「人民網日本語版」2010年8月6日