数年前、国外の地理情報ソフトは中国市場の90%弱のシェアを占めていた。叢遠東氏は、近年の国産の地理情報ソフトの発展速度は予想外だと話す。国産の地理情報ソフトの中国市場におけるシェアは70%を超え、世界先進レベルに近づき、達している技術と製品もある。北京蒼穹、中地軟件などは海外に進出し、海外でのシェア獲得に乗り出している。
業界の発展について、「地理情報産業は新興産業で、発展の潜在力が非常に大きく、解決すべき多くの問題がまだ残っている」と叢遠東氏。例えば、法制度ではまだ改善すべき法律と規則があり、国は金融、税収面の支援を提供しなければならない。そのほか、関連機関は「多くて小さい、多くて乱れている」状態から「大きく強く」する必要がある。
国家測量局は昨年から、地理情報企業の指導、管理、協調、サービスを強化し、全国地理情報産業会議や全国地理情報応用成果・地図博覧会を主催し、『測量資質管理規定』と『測量資質等級基準』を改正し、適度に緩和された市場参入政策を公布している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月5日