中国の資本市場20年を振り返り、専門家20人が討論するフォーラム第2回が5日午後に行われ、「中国の株式市場制度の革新」をテーマに熱い議論が繰り広げられた。その中で、中国の三大ボーナス(人口ボーナス、土地ボーナス、貿易ボーナス)が下火になりつつあるが、同時に中国のもうひとつの最大のボーナス、通貨ボーナスが徐々にあらわれてきているとされた。「中国新聞網」が伝えた。
中国人民大学金融証券研究所の呉暁求所長は、「中国経済は依然として上昇軌道にある。人口などのボーナスは確かに消えつつあるが、あと5年から10年はもつ」と楽観的な態度を示し、「中国経済は現在高度成長の過程にあるが、30年の改革開放の中で非常に複雑な改革を多く経験してきたことから、高度成長しつつも構造転換する能力がある」と中国の構造転換が最終的には成し遂げられるとの確信を示した。