新税収政策は具体的には次のようなものだ。乗用車の約58%を占める1.6リットル未満の低排気量車に対しては、税額を引き下げ、あるいは据え置きとする。乗用車の約39%を占める1.6リットル以上2.5リットル未満の中排気量車に対しては、税額を現行の360-660元から適宜引き上げる。乗用車の約3%を占める2.5リットル以上の高排気量車に対しては、税額を現行の360-660元から大幅に引き上げる。これまでに予測されていた法案に比べて、1.0リットル以下の税額がかなり低く、「低排気量車を支持し高排気量車を抑制する」との方針が一層明確になった。
船舶については、草案は現行の1トンあたり3-6元の税額を維持する。またエネルギー消費量が多く、汚染度の高い船舶については、国務院の規定に基づいて追加徴収を行うと規定している。
「人民網日本語版」2010年10月26日