商務部商貿服務管理司の邸建凱司長が27日述べたところによると、今年の中国のホテル産業は国際金融危機による苦境から基本的に脱出し、回復・好転の局面を迎える。だが、第12次五カ年計画(2010-15年、「十二五」)期間中には▽構造的な問題点が徐々に顕在化すること▽全体的なサービスの質に改善が必要なこと▽コストの上昇、という3つの課題に直面することが予想されるという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
邸司長は次のように述べた。
具体的にいうと、中国のホテル産業が直面する課題には次のようなものがある。
構造的な問題点が徐々に顕在化する。ハイエンドホテルの客室稼働率は極めて低く、一部の企業は経営を維持できるだけの利益を上げていない。ローエンドホテルには小旅店、招待所などがあり、一般的に規模が小さく、経営が分散しており、管理が後れている。