中ロが二国間貿易で自国通貨の使用を発表

中ロが二国間貿易で自国通貨の使用を発表。 中国の温家宝総理はサンクトペテルブルグで23日、ロシアのプーチン首相と第15回中ロ首脳定期会合を行い、双方は二国間貿易の決済で自国通貨を使用することを決めたと発表…

タグ: 中ロ 貿易  決済 通貨

発信時間: 2010-11-24 14:48:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海外国為替市場では、温家宝総理のロシア訪問に合わせ、22日から人民元とルーブルとの取引がスタートした。ルーブルが同市場で取引されるのは、米ドル、ユーロ、日本円などに続いて7通貨目。これに先立ってロシアのMICEX証券取引所のバイスプレジデント、セルゲイ・サビツキー氏は、同取引所は来月半ばに、ルーブルと人民元の取引を開始することにしていると語っている。

中国社会科学院中央アジア研究所の孫壮志氏は、この決済方式は今の趨勢であり、金融危機以降のドル主導の単一通貨による決済方法の弊害の結果だと話す。

中国人民大学国際関係学院の寵中英教授は、この新しい決済方式は、国際貿易決済でのドル主導がもたらした不均衡を転換するのにプラスとなり、金融危機の再発防止につながると考えている。

 中ロが二国間貿易で自国通貨の使用を発表

両国間の協力取り決めにサインする温家宝総理(左)とプーチン首相(右)

温家宝総理とプーチン首相は同日、エネルギー協力を含む12件の協力取り決めにも署名した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月24日

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