数年前まで、採鉱業は特定分野投資企業の投資先だったが、今は主流資本も民間資本も先を争うように鉱物資源開発分野に進出している。採鉱業は株式市場、不動産市場に続き、資本投下が集中する人気の投資先となっている。
注意に値するのは、江蘇省や浙江省などの民間資本が不動産市場から撤退し、内蒙古(内モンゴル)自治区、甘粛省、雲南省、河南省などの鉱物資源開発に相次いで参入し、中国で鉱物資源開発ブームを巻き起こしている。
中国投資有限責任公司(中投)鉱業投資部門の担当者もさまざまな鉱業投資会議に姿を現れるようになっている。中国唯一の主権基金として、中投の鉱業投資計画はますます注目されるようになった。近頃、人気のカリウム鉱分野で、中投は関連企業との間で投資や株式参加について交渉を重ねているという。