中国経済と資本市場の展望

中国経済と資本市場の展望。 来年から中国では「第12次5カ年計画)」期が始まる。「第12次5カ年計画」は、経済構造の調整など遠大な目標を掲げ、意気込みにあふれている。現在の中国の経済成長は日本の40年前、韓国の20年前によく似ている。そこで、日本の40年前、韓国の20年前の経済状況を分析することは、中国の経済状況を見定める手助けになる…

タグ: 中国 経済 資本 市場

発信時間: 2010-12-15 17:33:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現在の中国の経済成長は日本の40年前、韓国の20年前によく似ている。そこで、日本の40年前、韓国の20年前の経済状況を分析することは、中国の今後5~10年の経済状況を見定める手助けになるだろう。

日本や韓国はGDP成長率が一定の水準に達したとき、一つのターニングポイントを迎えている。成長率が明らかに鈍化したのである。日本は1969年にインフレが始まり、韓国は1988年にインフレが発生した。中国も2007~2008年にインフレが発生し、これは経済構造の変化にまで波及している。

経済構造の変化はまず生産構造の変化に現れる。工業のGDPに占める割合は低下し、サービス業の割合が高まる。また、消費がGDPに占める割合が高まり、投資がGDPに占める割合が低下する。経済収入構造について言うと、ターニングポイントを迎えると、企業利益が経済収入構造に占める割合が低下し、労働者収入の割合が高まり始める。

日本や韓国の経済発展を中国の経済成長の指針とすれば、今後ある時期、中国の経済成長は減速し、インフレが高まると同時に、経済構造には非常に深刻な変化が発生し、消費の増加率がGDP成長率を上回り、サービス業が急速に発展することになる。問題は、日本や韓国経済の法則がどの程度中国経済にあてはまるかである。

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