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発信時間： 2010-12-21 16:37:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界銀行は20日発表した報告で、中国は短期間で過去に例がない成功を遂げ、ひたすら成長の道を歩んでいると評し、世界的な経済危機が続く中、中国はすでに世界経済を救う重要な役割を担っている、「中国式」は多くの発展途上国に役立つ経験を提供していると言及した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

この30年の中国経済の急成長は人類史上稀に見る「発展の奇跡」といえる。1978年に改革開放政策を実施して以来、中国の国内総生産（GDP）成長率は平均9％以上を維持し、2010年には日本を抜いて世界第2の経済大国となった。

こうした中国の急速な進歩には様々な要因が絡んでいるが、なかでも改革に伴い誕生した数多くの経済特区（開発区などを含む）と産業クラスターは中国の急成長を後押しする重要なエンジンとなった。その経験は、順序を追って進める実験、確たる公約、政府の積極的かつ実務的なバックアップと総括できる。

中国の経済特区と産業クラスターは大きな成功を収めたものの、その成功を持続するには、世界的な価値連鎖の中での地位向上、輸出主導型発展方式の持続可能性、環境と資源の制約、制度面、社会の発展が相対的に立ち後れているなど今後も数多くの困難を克服しなければならない。

これらの課題に対し、中国は現在の発展戦略を調整し、競争力と持続可能な発展方式に転換していく必要がある。具体的には、知識と技術を土台とする発展パターンに少しずつ移行し、国内の市場と市場の強化を経済成長の源泉とし、技術革新と学習によって特区と産業クラスターのレベルアップをはかり、厳格な環境基準を実施するほか、体制改革をさらに深めていかねばならない。

「人民網日本語版」2010年12月21日

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