(5)穀物生産が7年連続増加
国家統計局がまとめたデータによると、今年の穀物生産量は1兆928億斤(1斤は500グラム)に達して、過去最高を記録した。半世紀ぶりに7年連続の増産を達成し、生産量は4年連続で1兆斤を超えた。
中国の穀物生産は、中央政府の高い注目、有力な政策的支援、科学技術面の支援の継続的強化といったプラス条件の下で、安定した増加傾向を維持するとみられる。
(6)人民元レートが2.5%上昇
中国人民銀行(中央銀行)が今年6月19日に人民元レートの再改革を宣言して以来、人民元は小幅に上昇し、上下双方向の変動という特徴を示し、レートの弾力性が目立って高まった。現在の上昇幅は約2.5%だ。
人民元レートの問題はごく小さな動きでも全体に影響を及ぼす可能性がある。現在、人民元の上昇は引き続き大きな外部圧力に直面している。今後は主体性、コントロール可能性、漸進性の原則を堅持して、人民元レートの合理的でバランスの取れた水準での基本的な安定を維持しなければならない。