中国初となる国家級の大型人民元マザーファンド「国創母基金」が29日、北京で設立された。国創母基金は、国務院直属の「国家開発銀行」傘下の金融会社「国開金融(CDB Capital)」と、中国のベンチャーキャピタル「蘇州創業投資集団(SVG)」が共同で設立、登録地は江蘇省蘇州工業パーク。レベル、規模ともに中国最大の人民元マザーファンド。規模は600億元(約7500億円)、初期資金は150億元(約1900億円)、私募投資信託マザーファンドとベンチャーキャピタル(VC)マザーファンドの2種類に分かれる。マザーファンドとはファンド・オブ・ファンズ(FOF)とも呼ばれ、投資ファンドを投資対象とする特殊なファンドをいう。
「人民網日本語版」2010年12月29日