程永華駐日本大使はこのほど日本国際貿易促進協会の片寄浩紀専務理事のインタビューを受け、中日関係、中国企業の対日投資などについて見方を示した。
▽中日の戦略的互恵関係の充実を
程大使は、中日は戦略的互恵関係を真に構築し、その内容を充実させなければならないと強調し、把握すべき点として次の3つを挙げた。
(1)戦略的相互信頼関係の強化。中日は経済貿易交流や人文交流で一連の成果を上げているが、相互の信頼関係を早急に強化する必要がある。トップレベルの交流を強化し、政府、政党、民間の各レベルでの交流を不断に深化させる必要がある。2008年に胡錦濤国家主席が日本を訪問した際、両国は共同声明の中で「双方は、互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならないこと」や「互いの平和的な発展を支持す
ること」を厳粛に確認した。双方は相互利益の意識を真に確立し、協力を積極的に展開しなければならない。